YouTube広告の効果・種類・出稿方法を解説【データあり】

YouTubeの広告効果

https://remublog.net/wp-content/uploads/2019/02/kurohamu04.jpg
  • YouTubeの広告について知りたい
  • YouTube広告を打つ方法を知りたい
  • YouTube広告の効果について知りたい

こんな疑問に答えます。

YouTubeを利用する人の増加に伴い、YouTube広告によるマーケティングが増加しています。

YouTube広告の種類は多様ですが、広告を出すことは簡単で、価格を抑えて高い効果を得ることができます。

本記事では、YouTube広告の効果を解説しながら、広告の種類と、広告の出し方を解説します。

記事を読み終える頃には、YouTube広告について完全に理解した上で、広告を打てるようになっています。

YouTube広告を打つべき理由

YouTube広告を打つべき理由としては、3つあります。

  • YouTubeが生活の一部になっている
  • 購買欲を刺激することができる
  • 低価格なのに、高い効果を実現できる

現在、YouTubeは日本の中で人気のエンタメであり、全年代の75%が利用しています。

さらに、YouTubeの動画広告は商品やサービス内容を、正確に伝えることができます。

そして、YouTube独自の金銭形態を採用しており、他の広告形態と比べると低価格です。

YouTubeの広告やYouTubeを活用するべき理由については、以下の記事にて解説を加えています。

企業のYouTube活用方法 【完全攻略】企業がYouTubeを活用するメリット・使い方を解説

それでは、具体的なYouTube広告の効果を解説します。

YouTubeに広告を投稿する効果

YouTube広告の効果を計測する上で必要な要素に、CTRがあります。

CTRとは、Click Through Rateの略で、どのくらい広告がクリックされたかを表します。

計算式は次の通りです。

CTRの計算式と例題

CTR(クリック率) [%]= クリック数 ÷ 表示回数 ×100

つまり、広告が1000回表示されてクリック数が10回の場合は、CTRは1%になります。

つまり、CTRのレートが高いほど、商品をリーチできたことになります。

そして、ADSTAGE(2019年のデータ)によると、YouTube広告の中央値CTRは0.3%です。

このCTRは広告業界の中で低い方ですが、YouTubeの料金形態を考えるとコスパが良くなります。

参考までに、他の広告のクリック率をご紹介します。

ディスプレイ広告のCTR率の一覧表
画像引用

この表は、ディスプレイ広告という、サイト中に表示される広告のクリック率を表したものです。

業界によって異なりますが、中央値を考えてもCTRは0.3よりも良いと言えるでしょう。

ですが、料金形態を考慮すると、YouTube広告の費用対効果は高くなります。

  • YouTube広告
    →動画が完全に再生されてから課金が発生する上、1000円から予算を設定できる。(例えば、30秒広告が30秒間再生されて課金が発生する)
  • ディスプレイ広告
    →目安として、1クリックあたり10〜100円前後になる

一般的に、動画広告を全て再生する人は、広告商品やサービスに興味がある人になります。

そのため、YouTubeでは、広告に興味を持った確度の高い人にのみリーチできます。

さらに、価格自体も1000円から設定することができるため、予算に合わせた広告を実現できます。

したがって、YouTube広告のCTR率は低いものの、確度が高い人にのみアプローチできる上、低予算から設定可能なので、コスパの良い広告形態と言えます。

YouTube広告の種類と特徴【オススメあり】

YouTubeに出せる広告には6つの種類があり、予算や広告の内容で決定しましょう。

9つの広告形態の特徴をご紹介していきます。

ディスプレイ広告

YouTubeのディスプレイ広告

特徴

  • 動画を妨げず、不快感が少ない
  • YouTube以外のプラットフォームも広告を出せる
  • PC版のYouTubeでのみ表示される

YouTubeにおけるディスプレイ広告とは、おすすめ動画一覧の最上部に表示される広告です。

不快感なく表示され、ブランディングや集客に貢献します。

また、YouTube以外のプラットフォームである、アプリとWebサイトにも表示されます。

具体的には、記事の途中で挿入される広告などが当たります。

webのディスプレイ広告

ディスプレイ広告を出稿するには、Google広告というサイトにアクセスします。

出稿の手続きをする中で、どのプラットフォームに広告を掲載するかを選択することができます。

オーバーレイ広告

YouTubeのオーバーレイ広告

特徴

  • PC版でのみ表示される
  • 半透明で横長の画像、テキストの形態
  • 視界に入る上、クリックで非表示にすることができる

YouTubeのオーバーレイ広告とは、画面内に表示される横長の画像広告です。

PC版でのみの表示となりますが、必ず視界に入り手軽に消せるため、不快感なくリーチできます。

オーバーレイ広告はYouTubeがメインですが、Webサイトにも採用することができます。

出稿のやり方は、Google広告というサイトから設定できます。

課金体系としては、1,000回動画視聴されるごとに広告費用が発生します。

スキップ可能な動画広告【おすすめ】

YouTubeのスキップできる動画広告

特徴

  • 低予算(1日1000円)から出稿できる
  • 動画が全て視聴されてから、課金が発生する(True View広告)
  • 細やかなターゲット設定が可能
  • 15秒以上の動画広告である
  • YouTubeが再生される全てのプラットフォームで出現

スキップ可能な動画広告の1番の特徴は、広告が再生されてから課金が発生する、True Viewという料金形態を採用していることです。

動画広告を全て視聴した場合のみ課金が発生するため、低予算で広告が打てます。

さらに、全ての動画を視聴した(=興味がある)ユーザーにのみアプローチできるため、費用対効果が高くなります。

そして、動画による広告なので、商品やサービスの良さを、画像やテキスト以上にわかりやすく伝えることができます。

スキップ可能な動画広告の投稿方法は、後述をさせていただきます。

スキップ不可能な動画広告

YouTubeのスキップできない動画広告

特徴

  • 低予算(1日1000円)から出稿できる
  • 細やかなターゲット設定が可能
  • 15 秒または 20 秒の動画広告
  • 1,000回動画視聴されるごとに広告費用が発生

スキップ不可広告は、スキップすることができない動画広告です。特徴は、スキップ可能広告とほぼ同じです。

しかし、スキップできない動画を15秒以上視聴することは、視聴者にとって大きな不快感を与えます。

したがって、明確な理由がない限りは、スキップ可能動画を利用しましょう。

バンパー広告【おすすめ】

YouTubeのバンパー広告

特徴

  • スキップすることができない6秒以下の動画広告
  • 1,000回動画視聴されるごとに広告費用が発生
  • 細やかなターゲット設定が可能
  • YouTubeが再生される全てのプラットフォームで出現

バンパー広告は、スキップができない6秒以下の動画広告です。

必ず視聴される上、6秒間なので視聴者の負担が少ない特徴が挙げられます。

しかし、6秒という制限があるため、わかりやすく、簡潔に、印象に残りやすい動画広告が求められます。

しっとり系の動画広告ではなく、インパクト系やしっとり系の動画広告が好まれるため、自社ブランドとの兼ね合いを検討する必要があるでしょう。

スポンサーカード

YouTubeのスポンサーカード

特徴

  • 動画に登場する商品など、動画に関連するコンテンツを掲載する。
  • 購買行動を喚起することができる。

スポンサーカードは、動画予告や商品紹介で利用されるカードです。

動画コンテンツと関連する商品やサービスの特設リンクを設け、外部リンクへ飛ばすことができます。

バナー広告

YouTubeのバナー広告
Infactより引用

特徴

  • オススメ欄の上部に表示される
  • 見た目が完全にバナー
  • 1,000回表示毎に広告費用が発生
  • YouTube以外のウラットフォームにも表示できる

バナー広告は、オススメ欄の上部に表示され、見た目が完全にバナーです。

バナー広告はGoogle広告というサイトにアクセスし、ディスプレイ広告設定から出稿、変更できます。

マストヘッド広告

YouTubeのマストヘッド広告
Google広告認定試験より引用

特徴

  • YouTubeのトップページ上部に表示される
  • 費用は、掲載日時かクリック数によって選択可能
  • 動画広告や外部リンクへ誘導が可能

マストヘッド広告は、YouTube上で最も目に止まる広告です。

課金方法やリンク先の設定も選択式ですが、数百万円単位のお金が必要になります。

ディスカバリー広告

YouTubeのディスカバリー広告

特徴

  • YouTubeのトップや関連動画、検索画面に表示される
  • クリックによって課金が発生する
  • 動画再生の次のステップに繋がりやすい

ディスカバリー広告は、視聴者のニーズに合ったYouTubeの関連動画・検索画面などに紛れこまれている広告です。

サムネイルとタイトル、文章が表示されており、クリックが発生してから課金が発生します。

クリックをするのは、タイトルやサムネイルに興味があるユーザーになるので、購買に繋げやすいことも特徴です。

本記事では、YouTubeに動画広告を出向する方法を解説していきます。

動画広告を出稿するための3ステップは次の通りです。

動画広告を制作し、YouTubeにアップロードする
YouTube広告から、出稿設定を指定する
YouTube広告の結果をみて再調整する

詳しい出稿の流れを解説していきます。

1.動画広告を制作する

YouTubeに動画広告を出稿するには、動画広告を制作してアップロードする必要があります。

動画広告を制作する手順は2つあります。

  • 動画広告制作会社に依頼する
  • 自分自身で動画を制作する

私のオススメは、動画広告の制作会社に依頼をすることです。

理由として、脚本作成、動画撮影や編集作業のスキルが必要とされるからです。

スキルがないまま制作した動画広告ではクオリティが低く、上手に訴求できません。

動画広告会社に依頼すれば、自社の商品やサービスの魅力を最大限引き出しながら、ターゲットに訴求することができます。

さらに、一から動画制作のツールを用意すると、非常にお金がかかります。

カメラや編集ソフト、照明などを購入すると、十数万円はくだらない場合があります。

したがって、動画広告の制作を外注した方が、お金の節約につながる可能性が高いです。

動画制作に関しては、ランサーズというお仕事依頼サービスで外注しましょう。

私自身もよく利用するサービスで、制作会社に依頼した作品と同じレベルの成果物で、値段を30%近く抑えることができます。

ぜひ活用してください。

2.YouTube上に動画広告をアップロードする

YouTubeの動画広告を制作した後は、YouTube上に動画アップロードしましょう。

動画広告を打つためには、制作した動画広告をYouTube上に投稿しておく必要があるためです。

YouTubeに動画を投稿するには、まずYouTubeにアクセスします。

そして、右上のビデオ追加アイコンをクリックします。

YouTubeに動画広告をアップロードする画面

そして、動画のアップロードを選択します。

YouTubeに動画広告をアップロードする

そして、動画広告を投稿します。

YouTubeに動画広告をアップロードした画面

投稿した動画の公開範囲を指定できるので、広告動画を隠したい場合は、限定公開や非公開にしておきましょう。

3.Google広告にキャンペーンを追加する

それでは、YouTubeに広告を出稿する手続きを行います。

まずは、Google広告のアカウントを取得します。

Google広告にログインすると、キャンペーンページに移行して、キャンペーンを追加します。

YouTubeのキャンペーンを追加する

『新しいキャンペーンを作成』をクリックします。

新しいキャンペーンを追加する画面

新しいキャンペーンの中で、目標を設定します。

キャンペーンの目標を設定する

目標設定後、広告形態を選択します。今回は動画広告を考えているので、動画を選択します。

広告の形態を選択する

すると、キャンペーン詳細設定のページに飛びます。

4.キャンペーンの詳細設定をおこなう

キャンペーン名

配信する広告の名前を設定します。

おすすめなのは、投稿する動画や広告名を想起できる名前にすることです。

予算

キャンペーンは2つの形態から選択できます。

  • 日別
    1日あたりの予算を設定することができます。
  • キャンペーンの合計
    日割りではなく、キャンペーン全体で使う予算を指定します。

わかりやすい設定方法は日別のやり方です。

1000円/日から設定しておき、後ほどから細かい修正を行うことが良いでしょう。

日程

広告が出稿される開始日と終了日を設定することができます。

ネットワーク

広告をどこに掲載するかを選択することができます。

  • YouTube検索結果
    YouTubeの検索結果の横に広告が表示されます。
  • YouTube動画
    YouTubeの動画やチャンネルページ、トップページに広告が表示されます。
  • ディスプレイネットワークの動画パートナー
    Google提携のサイトやアプリでも広告が表示されます。

それぞれの広告形態によっては、表示できる場所が異なります。

ターゲット層が利用する媒体を分析しておき、最適な選択を行いましょう。

言語

ユーザーの言語を選択します。

特に理由がないのであれば、日本語で良いでしょう。

地域

広告を流す地域を設定することができます。

  • すべての国と地域
    広告が世界中に出稿されます
  • 日本
    広告が日本で出稿されます
  • 別の地域
    日本のより細かい都市や、別の国を設定することができます。

ターゲット層によりますが、日本・より詳しい日本の地域が良いでしょう。

コンテンツの除外

広告を掲載するコンテンツの追加や除外を行うことができます。

  • 拡張広告枠
    デリケートなコンテンツにも広告を表示させ、広告枠を利用する
  • 標準広告枠
    ブランドに適したコンテンツに広告を表示する
  • 制限付き広告枠
    デリケートなコンテンツには、ほとんど広告を掲載しない

おすすめされるのは標準広告枠です。

デリケートなコンテンツとは、惨事や社会問題、性的コンテンツで、これらに広告を掲載するかを決定することができます。

その他の設定

以下の3項目を設定します。

  • デバイス
    PCやモバイルなどのデバイスによる表示の有無を設定できます。OSの種類、端末の型(iPhone、Androidなど)、通信事業者を選べます。
  • フリークエンシーキャップ
    同じユーザーに同じ広告が過剰に表示される事を防げます。
  • 広告のスケジュール
    キャンペーンの開始日と終了日、曜日や時間帯などを指定できます。

よくわからなければ、設定をしなくても大丈夫です。

5.広告のグループを設定する

広告を表示するユーザーを指定することができます。

広告グループ

広告を配信するターゲットの名称を入力します。

一目で世代、性別、地域などがわかる名称にします。

ユーザー

どのようなユーザーに広告を表示できるかを設定することができます。

  • ユーザー属性
    性別や年齢、子供の有無、世帯収入を設定できる。
  • オーディエンス
    映画ファンやアーティストなど、具体的な役職を設定できます。

詳細なターゲティングを行うことも大切ですが、最初は広く設定し、どんどん絞っていくことが良い手法でしょう。

コンテンツ

広告を表示する場所を設定することができます。

  • キーワード
    最適な表示をおこなうため、商品やサービスに関連するキーワードを選択します。
  • トピック
    トピックを指定し、特定のテーマに関するコンテンツに広告を表示できます
  • プレースメント
    webやアプリなど、表示先を具体的に設定をすることができます。

商品と接点ように設定することで、最適なユーザーに広告をリーチすることができます。

動画広告の作成

右側のプレビューを確認しながら、動画広告を制作することができます。

広告のプレビュー画面
  • 動画広告フォーマット
  • 最終ページURL
  • 表示するURL
  • 行動を促すフレーズ
  • 広告見出し
  • 広告のURLオプション(変更点なし)
  • 広告名

をそれぞれ設定していきます。

すべての項目は、プレビュー画面を確認しながら設定できます。

プレビューを適宜確認しながら、納得できる内容を入力するようにしましょう。

6.広告を開始する

以上の入力が終了した後に、キャンペーンの作成を行います。

すると、キャンペーンの準備が整い、Google側の審査が行われます。

キャンペーン準備画面

審査には、およそ半日ほど時間がかかりますが、審査後は自動で広告が開始されます。

まとめ:YouTubeの広告を出すことは簡単

YouTubeが浸透している中、動画広告を用いたマーケティングが浸透しつつあります。

YouTubeの動画広告のCTR率は低めですが、独自の料金形態によって効果が高くなっています。

YouTubeの動画広告にはたくさんの種類があるので、それぞれの特徴を生かした形態を選べると良いでしょう。

また、YouTubeに出稿する広告は一度決めたら自動で行ってくれて、とても手軽です。